ジェットレンジャー搭乗記

 

 

1998年ゴールデンウイークの5月4日、ジェットレンジャーに乗りました。
搭乗したのは、BELL206L3、通称ジェトレンジャーです。
このJA6022は1991年度登録の機体で、若干古い機種となっています。

 

さすがにすごい風です。
映画やテレビで頭を下げてヘリに乗り込みますがその気持ちが良くわかります。
ローターにあたるわけは無いのですが、なんとなく恐くて頭をさげてしまします。

 

 

 

 

さて出発です。
低空で360度ターンしてそこから上昇にうつります。
家族4人で搭乗したので、私は助手席にのりました。
ホバリングでのターンはさすがにヘリならではの動作です。
エンジン音はそんなに気にはなりませんでした。
スティックを前に倒し、コレクトピッチを上げて前進しながら上昇します。

 

 

高く上がったら恐いかなあと思いましたが、そんなに恐くはありませんでした。
ローターの振動もそんなにありません。

 

 

 

 

 

 

あまり良く写っていませんが、左旋回中です。
もちろんカメラは体に水平にしていますが、機体がバンクしているので、斜めに写っています。
パイロットが丁寧に操縦してくれたので、旋回中もサイドスリップはなく、重力方向が体に垂直でしたので、気持ち良い旋回でした。
これが滑らされるとこわいのですが。

 

 着陸は少し右手から斜めに進入しました。
アイレベルぐらいで右に傾け、スライドを止めて、フレアをかけてぴたりと着陸。
もう景色は見ていなくて、パイロットの操作と計器ばかり見ていました。
フレアをかけるために少しコレクトピッチを上げた時に若干振動がふえました。

 

 

無事に着陸。
ああ、助かった。
これは失礼。

 

 

 

 

と言うわけで、ジェットレンジャーに乗ってみました。
あの操縦間隔(自分が操縦しているわけではないが)が忘れられず、家に帰ったらさっそく、マイクロソフトのフライトシュミレーター98で
AS365N(ドーフィン)を飛ばして遊びました。
FS98のヘリはホバリングが出来ますが大変難しくなっています。
スロットルもコレクトピッチになっており、まさに実機の感覚で操縦できます。
ところで、下の娘はなぜいつもピースサインをしているのだろうか。

また機会があれば乗りたいものです。

1998/05/10